Archive for 2月, 2007

スガシカオライブin武道館

デビューして間もない頃に武道館でライブをした時に失敗した苦い思い出があり、しばらく遠ざけていたというスガさん。リベンジを固く誓い、デビュー10周年を記念して挑んだ武道館でしたが、なんと風邪でダウン!中止かという噂まで流れ、つくづく武道館に縁の無い人だと思いながら出掛けました。(スガさんごめんなさい)。
しかし、そのライブたるは素晴らしいものでした。前回見た国際フォーラムよりずっとずっと。確かに声を絞り出していたので苦しい部分も多々ありました、が、そういう体調不良を気持ちで超えていて、とっても心を打つんですね。
お客さんもバンドメンバーもみんなスガさんの体調を知っているからいつも以上にあたたかく、スガさん自身もこのライブを無事に終えてやるという固い決意が歌に見えて、とってもいいものを見せてもらいました。
やっぱりライブは生ものですねぇ。

アカデミー賞 ジェニファーハドソンインタビュー

残念でしたね、菊池凛子さん。バベルの演技には本当に驚き、且つ圧倒されましたが、助演女優賞は本命のジェニファーハドソンでした。
「ドリームガールズ」のPRで来日した彼女に単独インタビューした時、本命に名前があがってることについて、「テレビのオーディション番組で落選した自分がこの映画のオーディションに合格して役を勝ち得たことが一つのドラマのように捉えられていることも大きい」と言っていましたが、時代の寵児とはこういう人のことなんですねぇ。
そのジェニファーですが、第一印象は、デカイ!!私より10cmくらい身長が高く体格もいいので迫力があるんですよね。そして彼女、裸足でした!椅子の傍らには無造作に放り投げられた金色のピンヒールサンダル。
いろんな人にインタビューしてきました。部屋履きにしたいという人も中にはいました。しかし、裸足って・・・ものすごいリラックス具合だ・・・。
「裸足なんですね!?」そのまま聞いてみました。
「そう、靴大嫌いなの!だからいつも裸足」
まさか撮影中も?
「ええ、靴を履かなくてもいいときはずっと裸足で歩き回っていたわ」
と、裸足の足を足首でクロスさせ、膝からプラプラ動かして答えるジェニファー。
本能のまま行動したい人のようです。そういう人って往々にして歌い手に向いてるんですよね。
Qもしアカデミー賞を受賞したらトロフィーはどこに飾ります?
「今、家を建てているの。一番目立つところに置くわ」
ピカピカのおうちで燦然と輝くことでしょう。おめでとうございます!
 

週刊イマジン特番決定!!

週刊イマジンのコーナーは30分ほどインタビューを4分くらいにまとめて放送しています。いつもいつも落ちた話が面白く毎回相手の方に申し訳ない思いを募らせてきたので、報われる日が来ることは何よりも嬉しい!!
その思いはディレクター・AD皆同じ。この朗報を特番スタッフみんなで喜びました。
ついでに、前日が私の誕生日だったので祝ってもらいました^^。
放送は4月7日15時予定です。ズームの奇才ディレクターチームが作る特番、是非ご覧下さい。

今日は誕生日です

誕生日にもかかわらず私はハワイアンバンドの練習をしてしまいました!
どんだけこのバンドに捧げているんだろう私は・・・と思いながら練習に行くと、結構自然と楽しくかつ真剣に参加してるんですね〜。個人練習もろくにしてきてないくせに意外とああでもないこうでもないと言っていたりして、録音されたMDなんて聞くと、この大人なメンバーに対してなんて生意気な!と思ってしまいます^^;。
こういうとき、やっぱり音楽好きなのかもなぁと思ったりします。
で、今年はハワイアンバンドメンバーのみなさんにバースデーケーキを用意していただきました!
 
みなさまお気遣い有難うございました。練習します^^。

スティービーワンダー来日公演

先日インタビューしたということで、さいたまスーパーアリーナの来日公演初日に行ってきました。
ロケ終わりで向かったので開演ギリギリに到着。すると通常関係者に配られる曲目リストがもうなくなっていた・・・残念!

本日のチケット
さて。スティービー登場。盛り上がる会場。
往年のおなじみ曲ばかりの構成。ただ、フェイクで遊びすぎる多く、せっかくのバラードも聞かせどころがややコミカルになって残念でした。
コール&レスポンスが反応が今ひとつでやや不満げな感じだったので手を抜かれたのかなめられているのか、それとも楽しんでいるだけなのか・・・。
そしてもう一つ気になったのが。音がメチャメチャにごっていたこと。この会場は音がいいはずなのにどうしたんだろう、もったいない・・・。
とはいえ、スティービーの名曲を生でたくさん聴けたので、まぁいいか^^;。
と、帰ろうとしたら。入り口でレコード会社の人に会い、ちょっと立ち話。
「駒村さん、曲目リストあっても無くても同じでしたよ。全然違ったもん。スティービーが全部その場で決めてました」
なるほど!だからバンドのメンバーみんなキョロキョロしながら弾いていたのか。だから、関係者席の人たちがリストを見るとき、携帯の明かりをかざしながら上から下まで行ってまた上に戻っていって、明らかに今何曲目か見失ってる風だった人が多かったのか。
うーん、でもスティービーは偉大だもん、誰も音楽的に反論できないだろうな。
取材した限りではとてもいい人なんだけどなぁ。ちょっともったいない気持ち帰ったのでした。

大杉漣・週刊イマジン

「おはようございます」
うわっ、大杉さんもう来ちゃった!!予定より15分早い!!
と、あせるスタッフ。
今回のインタビュー場所は大杉さん出演のホラー映画「エクステ」にちなんだ期間限定オープンの「エクステカフェ」。髪の毛がモチーフに使われているので、店内も大量の髪の毛がディスプレイとして飾られていました。
ホラーファンにはたまらないカフェではあるのですが、朝の番組で画面のあちこちに髪の毛がぶら下がっているという画はさすがに好ましくないので、スタッフ一同髪の毛が画面に映らない位置を確保するのにいつも以上に時間がかかっていたため、この日に限ってカメラのセッティングに時間がかかっていました。お待たせするのは忍びない・・・でも、大杉さん、隅っこのほうでタバコを プカプカ。待たされることに文句を言うでもなく、慌しく動く私たちを眺めていました。
15分後。セッティングも完了し撮影開始。大杉さんがドアから店に入ってきて私と出会うところからです。すると、
「これは、僕はこの店にはじめて入ってくるの?」
たかが情報番組の挨拶のシーンなのに、入店直後の気持ちまで演じようとしてくださるとは・・・。これまでも俳優さんは多く出てくださっていますが、ここまで徹底される方は初めてです。
いつもおしゃれなメガネをかけている大杉さん、所有するメガネの数は約200個だとか。
「僕はね、役が決まるとその役に合わせた眼鏡をまず買いに行くんです。役作りの最初は眼鏡なんですよ」
だから、眼鏡を見ると演じた役を思い出すそうです。ただ、役作りだけで増えているのではなく、ウインドウショッピングで心を奪われる眼鏡に出会うことも多いそう。「眼鏡が僕に買ってくれーって言うんですよ。するともう、その子が愛しくてね」
犬ならともかく眼鏡に「子」って使う人初めて聞きました^^;。
若い頃ふらふら旅をしていた大杉さんは、ある本を読んで感動し、その本の著者である劇団の脚本家の元を訪ねたそうです。「その方に役者への道を進められて足を踏み入れたものの、最初は足までつかり、腰までつかり、今では肩までつかっちゃったみたいな・・・でも、職業なんですかって言われてもまだ俳優って書けないんですよね。・・・町でいろんな人を見ていると、サラーリーマンって一口に言ってもみんな違うから、まだこの人も演じてないって思うと、まだまだ演じる役はたくさんあるなって」
俳優になるつもりは全くなかったという大杉さんですが、俳優は天職なんだろうなとつくづく思うのでした。
30分の撮影が終わり、すぐ帰られるのかと思いきや、今度は灰皿を持って私の横へ。
「三桂はタバコ禁止なの?」
「いえいえ、個人的に苦手なだけです。社長もヘビースモーカーですよ。」
「あ、俺、関口さんと同じタバコなんだよね〜」
などと井戸端会議。40歳からフォークロックバンドをはじめ、ボーカル・ギター・ブルースハープとおいしい役を全部やっていること。結成時、ギターは押尾コータローさんが務めており、大杉さんがミスコードするたびに押尾さんに「おい!間違えんなよ〜」と罪を擦り付けていたことなど話がどんどん盛り上がり・・・あ〜ここもカメラが回ってればよかった。。もったいない・・・。かれこれ15分くらいたったところでマネージャーさんから、「大杉さんそろそろ・・・」。
そう、この後舞台挨拶があったのでした。撮影終了後もフランクに話して下さるフレンドリーなベテラン俳優。大杉さんの素顔を垣間見ました。

ユーミンライブin苗場

20年以上続いている毎年恒例苗場プリンスのユーミンライブ。初めて行って来ました!
今シーズン初めて見る雪にテンションが上がりました^^。
お客さんは宿泊しているので手ぶらで普段着の人も多かったです。
21時半。通常だとそろそろ終演という時間にライブがスタート。ユーミンは全身きらきらのチャイドレスで登場。セットも朱色を使った中華風のもので6つのモニターに映る画も水墨画風のものがあったり、曲も香港のことを歌ったものをセレクトするなどエスニックを意識したステージ。1200人くらいを収容する普段の規模に比べてかなり小さい会場にもかかわらず、サウンドはもちろん、全体のイメージも徹底的に作り上げていてさすがのステージでした。
苗場ならではというのが、その場で抽選してお客さんを選び、その人のリクエストに答えてユーミンが歌うというリクエストコーナー。
舞い上がって自分がリクエストした曲をマイクを通して自分で歌ってしまう人や、リクエストした曲にまつわる話をユーミンが聞きだそうとしたら「もうそろそろ次行きましょう」とユーミンに指示する人など、お客さんがツワモノ揃いで絶妙な掛け合いでした。あえてマニアックな曲をリクエストするのがファンの間では暗黙の掟らしいのですが、何でもすぐ弾けてしまうピアノの武部聡志さんも凄かったです。
ライブハウスのようなアットホームな空気の中でのライブは深夜0時まで及びました。
ユーミンも心から楽しんでいるようでしたが、私もシャングリラや逗子マリーナ、どのライブよりも楽しかったです。
ライブ終了後。疲れているにもかかわらず、観に来たスポンサー・マスコミ関係者を一組一組まわるユーミン。こういう場合、普通は挨拶だけで終わるものですが、世間話までするのです。私たちのところでは飲みながら「世田谷には沢のつく地名が4つあるというのが個人タクシーの試験で出る」とか「胸毛が多い人をギャランドゥと言い始めたのは私だ」とか、雑学談義で20分!!今回はズームの関係者と行ったのでFM横浜の話は出さなかったのですが、「ラジオの人だと思ってらテレビに出てるから・・・何だよ!って思ったよぉ」とか、「番組の担当ディレクターは夫婦ディレクターなんだよね」とか、過去に3回しかお会いしたことがないにもかかわらず、細かいことまで覚えて下さっているのです。25年以上のキャリアがあり、毎年毎年さらに関係者が増えているのにこの記憶力・・・そして、ライブ終了後にこんなにいろいろな人とじっくり懇談するなんて、やっぱりユーミンはスゴイ人だと心から尊敬したのでした。

スティービーワンダー再び

2005年秋以来のスティービー来日です。あの時私はジングル争奪戦を繰り広げ、単独インタビューではおもむろに弾き始めた『タエの歌』がなぜかカントリー調で微妙な気持ちになったものです・・・。あれから早1年半。
今回のズームからの指令は「ジングルをリニューアルしてもらってこい!」とのこと。会見終了後に単独インタビューで・・・とおもったら、今回はテレビ局単位の単独のため、日テレからはズーム、スッキリ、ザ・ワイドの3番組でインタビュー時間はなんと5分!!
スッキリもザ・ワイドもジングルをお願いしたいということなので、全番組が質問というより作曲依頼^^;。5分で収まるか・・・。
時間帯の早い順にお願いすることが決まったのでトップバッターは私です。
さて・・・。 スティービーが部屋に入ってきました。
「How are you??」の問いに、ちょっと緊張している・・・と答えると、握手したままの手をグリングリン回し、「どうだ?リラックスしたか??」
リラックスというよりこの唐突なグリングリン具合に驚きながら、このついでに、「前回ジングルを作ってもらいました!」と話すと、
「あれ使ってくれてる?じゃあ、今日は作らなくてもいいよね??」
うっっ、先手を打たれた!そんなこと言わないで下さいっ!!
「あのぉ、今回は今再び日本でヒットしている「isn’t she lovely」の替え歌で「ズームインスーパー」という言葉を入れて作ってもらえないでしょうか??」
かなり無茶なこと頼んでる気がするわ・・・が、スティービー、おもむろにisn’t she lovelyのイントロを弾き始めました!
これは、感動しましたねぇ。生で、私の目の前で、あの名曲を本家本元が弾いて歌ってるんですから!ちゃんとズームインスーパーの言葉も当てはめて歌ってもくれて。最初に作ったのはジングルにしては長かったからとショートバージョンも作ってくれたんです。なんという気前のよさ・・・と感動していると、
「請求するからね」
「えーっっ!!勘弁してください。破産します!!」
ざっと換算すると前回のオリジナルジングルとあわせて5億6000万円位だとか。リアルに破産します。。
スティービーは質問に対してものすごく丁寧なんです。時間が短そうだと察すると必ず「もう一問質問していいよ」といってくれます。当然制限時間を過ぎるわけですが、強制終了しようとするお付きの人々をさえぎって、3番組目のザ・ワイドさんまできっちり質問させてくれました。本人がYESと言えばYESなのがスターです。
その最後のザ・ワイドのジングル、ファンクでなかなか良かったですよ。
二拍目に手拍子を打ち、シンコペーションで「ザ・ワーイド!ザワーイド!」と、1オクターブの高低差で高音・低音の順にシャウト。
たかがジングルですが、スティービーはどんな番組なのか内容を聞き、しばし考えて弾き始めるんです。ワイドの場合、 「怒りも悲しみ喜びもワイドに伝える番組」という説明を受けて、ちゃんと音色もピアノからワウ・ギターに変えて伴奏していました。
ちょっとしたことだけど、妥協しない姿勢に尊敬しちゃいました。
ありがとう〜スティービー!でも請求は勘弁してね!!

秋川雅史・週刊イマジン

「千の風になって」がオリコン1位を獲得。紅白出場後大ブレイクを果たした秋川さん。テノール界の貴公子の素顔は意外や意外、お祭り好きの熱い男でした。
愛媛県西条市出身の秋川さん。地元で10月に開催される西条祭りが何よりも楽しみ。祭りが行われている二日間は半被に地下足袋姿で ワッショイワッショイ!!と思い切り声を出して神輿を担ぎ、酒を飲み、声に悪いことをたくさんして一年のストレスを解消するんだとか。祭りの間は基本徹夜。眠くなったら地べたで寝る。目が覚めたらまた大声出して神輿を担ぐ。その繰り返しだそうです。そんなテノール歌手聞いたことない^^;。この祭りは生まれてから39年皆勤賞。イタリアに留学中も祭りのために帰国していたとか。西条市のカレンダーは10月から始まり、それを持ってるっていうから入れ込みようが伝わってきます・・・。
そんな熱い秋川さんですが、実はイタリア留学中に本来の声を失ったことがあるそうな。声がざらつき、病院に行っても原因不明。自分で思い当たるのは扁桃腺だと言うことで、扁桃腺を切ってくれ!と切ってくれる医者を捜し歩いたそうです。扁桃腺っていっぱいあるらしくて、結果、舌の付け根の扁桃腺が原因だったそうなんですけど、元の声に戻るまでに3回手術をしたそうです。手術する時より、声を出す瞬間がとても怖かったそうな。そりゃそうですよね〜。テノール歌手にとって声は命。切っても治るかわからないし、でも切らないと始まらないし。その苦悩を思うと心が痛み、本当に治って良かったと思いました。
現在は忙殺されている日々のようですが、とても充実している様子の秋川さん。OA時間が短いのにサービス精神旺盛にたっぷり話してくださって申し訳ない思いです。 インタビューの合間、大きめの手鏡で前髪をチェックする姿はやっぱりテノール界の貴公子でした^^。